会 員 だ よ り
会員の活動などの紹介
1. 竹内幹事長 (84回)はフルート演奏家ですが、京都市内で主婦などの受講生を対象として、フルート教室を開講され
ています。
◎令和6年(2024年)5月12日(日)14:30より京都市左京区にある京都市国際交流会館イベントホールにて、「フルートア
ンサンブルコンサート ~ 緑の風に誘われて ~」が開催されました。
全員によるバッハ、ベートーヴェンの壮大なクラシックに始まり、少人数での短い曲を挟み、再び全員による歌曲カル
メンやディズニーの名曲と、構成がよく考えられており、1時間半にわたり聴衆を魅了しました。そしてアンコール曲
ジュピターでは盛り上がりが最高潮に達しました。
ピアノもストリングスもパーカッションもない金管楽器だけのステージのはずなのに、あの重厚感はどこから生まれて
来るのでしょうか。ジュピターでは鳥肌が立ちました。
曲が終わるたびに聴衆の拍手より先に、指揮者の竹内さんが演奏された生徒さん達に小さく拍手を贈る様が微笑ましく、
優しい先生なんだろうなと思わされました。そして、竹内祐子幹事長は音楽家であることをつくづく再認識させられました。
(2024年5月12日 植垣記)
◎ 2017年12月23日(土・祝)15時より、東京藝術大学卒業の竹内幹事長が参加される、同大学を卒業して40周年記念
となるご同期生の皆さんによる記念演奏会が同大学構内にある楽奏堂にて開催されました。竹内幹事長はフルート奏者と
してラッハナー《八重奏曲》 変ロ長調 Op.156より第1楽章の演奏に出演されました。当日は全体で3時間半にも及ぶ長い
演奏会となりましたが、普段ではなかなか聴けない実力者の皆さんが集まった演奏に聴衆は魅了されました。
当日は2017年春まで当同窓会の会計を務め、現在は仕事のため東京地区に住んでいる杉本 忠則さん(95回)が鑑賞に訪
れました。
2. 当同窓会の副会長で、今や最年長ともいえる高島 賢一さん(61回)は、大学時代に写真部に入部し長年写真撮影を趣味として
おられますが、2021年も10月6日(水)~10日(日)には、京都文化博物館の本館5Fにて開催されました。高島さんは、これまでに
も京都大学写真部OB会写真展に出展されてこられましたが、2021年写真展には、課題作品1点と京都の三大祭りの情景を撮影した
自由作品3点を出展されました。
これまで出展されました作品は、下記の同OB会のHPにて見ることができます。写真展の時期、右上の「作者/題名 目次はこちら」
をクリックして、作者名で検索してご覧ください。
http://www.kupstobc.sakura.ne.jp/
今後もお元気で撮影を楽しまれることを期待しております。
下記は、令和2年の写真展の際の画像です。
3. 副会長の杉木 孝行さん(86回)は、若い時から鉄道写真の撮影を趣味として活動していますが、平成30年から令和4年ま
では大学時代に会員であった鉄道研究会のOBが主体で出展する写真展の実行委員長を務めました。令和5年も19回を数える
この写真展を京都市内と東京都内で開催しました。詳細は下記のとおりです。
第19回(2023年) 京都大学鉄道研究会写真展 「鉄道のある情景」 -くらしの中の鉄道を再発見する写真旅行-
私たち鉄道を愛する者は、鉄道は生活に必須のシステムであり、生活の中にあってこそ輝くものと考えています。
日本と世界の各所で、そして時の流れの中で、鉄道の輝きを感じていただければ幸いです。
■京都会場(写真36点、絵画2点、計38点展示):
10月4日(水)~9日(月・祝) (休館日なし) 11時~19時 (18日は17時まで)
アートギャラリー北野 2階
◆地下鉄「京都市役所前」駅より河原町通りを南へ200m、または、京阪「三条」駅より 三条通りを西へ300m、
「河原町三条」交差点北東角
京都市中京区三条通河原町東入ル恵比須町439-4 コーカビル ☎075-221-5397
http://www.gallery-kitano.com
■東京会場(写真36点、絵画2点、計38点展示):
11月12日(日)~18日(土) 休館日なし; 10時~19時(12日は13時から、18日は17時まで)
東京交通会館 B1F シルバーサロンC
◆JR「有楽町」駅 京橋口・中央口(銀座側) 正面
東京都千代田区有楽町2-10-1 ; ☎03-3212-7505 (会場直通)
https://www.kotsukaikan.co.jp
4. 当同窓会の会員である竹内真理さん(94回)は母校の演劇部のOBですが、竹内さんが現在所属し令和2年の会報の5ページにも
書いておられます富山高校演劇部卒業生有志による「とやま朗読劇の会」は、20年以上にわたり平和をテーマとした朗読劇の公
演を令和元年までは毎年8月中旬に富山駅前ホールにて行っておりました。
令和3年も「とやま朗読劇の会」の公演が下記の要領で開催されました。コロナ禍の中で令和2年からはオンライン公演となっており、
公演後もいつでも録画を鑑賞できますので、皆様の視聴をお願いいたします。
◎第23回公演
・公演日時; 令和3年8月15日(日) 13:30~約40分間
・テーマ; 「富山大空襲と詩でつづる平和への祈り」(参加費無料)
・Zoomによるオンライン公演です。下記のFacebookより視聴できます。
・収録動画も掲載されています。
https://www.facebook.com/toyamaroudokugeki/
「とやま朗読劇」で検索も可
5. 元会計監査の小幡 保さん (72回)は、平成19年に高齢者大学あかねヶ丘学園で学び卒業した有志が集まる望海水墨画
サークルを発足されて、現在その代表を務めておられます。以下は小幡さんの水墨画の経歴に関するコメントです。
「10年前のサークル発足時にメンバーが足りないので入会を勧められ、それまでは絵心もありませんでしたが、水墨画
の魅力に惹かれ参加しました。最初は講師の手本の山水や植物を真似て描いていましたが、その先生が亡くなりその時
の代表も病気で倒れられて代表を引き継ぎました。代表の任務として講師の先生探しから始まりました。あちこちと折衝し
ましたが、幸いにも 展示会で兵庫県水墨画協会理事長の盛 静山氏の紹介を受けてお願いしたところ、引き受けて頂き、
筆の運びの一歩から教えて頂き、黒の中に白の部分を活かして描く事を教えて頂き、まだまだ会得と言う所まで行きませ
んが、公募展示会の応募をさせて頂くようにもなりました。今後も 出来る限り精進して行きたく思っています。」
最近では兵庫県水墨画協会が募集した全国からの100点余りの公募作品の中から、小幡さんの作品が入選および佳作
に選ばれまして、平成29年7月26日~7月30日に神戸市灘区の原田の森ギャラリー本館にて開催されました2017年兵庫県
水墨画協会展において展示されました。7月27日には杉木副会長(86回)が会場に行って鑑賞しました。
小幡さんと 協会入選作品 「金沢主計町茶屋街」
協会佳作作品 「雨晴海岸」
6.金山 州博さん (64回)は声楽の名手ですが、平成29年3月19日(日)に枚方市民会館大ホールにて開催されますひらか
た男声合唱団(略称「ひら男」)第17回定期演奏会に出演されました。ひら男は昭和54年(1979年)に発足し、団員となる
には年齢60歳以上が条件であり、平均年齢は75歳、若い頃に合唱の経験のある方が多いそうです。金山さんは平成28
年6月にこの地元の合唱団に入団されました。指揮者は、この道では知る人ぞ知る高嶋 昌二氏であり、大阪府立淀川工
業高校(現淀川工科高校)にて国語の教師として赴任し、グリークラブを立ち上げて指導者としてゼロから練習を重ねて
見事に全国コンクールで何回も優勝を果たしたという、NHKのプロジェクト Xでも放映されました合唱界では重鎮であり伝
説の方です。
今回は川西市を拠点とする女声合唱団である「今城エコー」が賛助出演し、力強い男声合唱、美しい女声合唱および最
後に混声合唱とバラエティーに富んだ演目が演奏されました。金山さんは第2ステージを除く他の全ステージに出演され、
4パートの中で低い方から2番目となるバリトンのパートで歌われました。
演奏会を聴きに駆け付けられた中田 一清さん(68回)から寄せられた感想のメッセージを下記に掲載します。
「金山さま ご丁寧なお電話失礼いたしました。本日は、素晴らしいコーラス演奏会にお招きいただき、本当にありがとう
ございました。小生も「知床旅情」の森繁氏が枚方名誉市民であること、高嶋さんのお話ではじめて知りました。
また3月4日東日本大震災復興コンサートが、立命館茨木キャンパスホールであり、「群青」の作曲者、小田美樹さんをゲ
ストに福島県合唱連盟いわき支部中学校・高校生特設合唱団のコーラスを聴いたばかりでしたので、みなさんのそれも
感銘深く聴かせていただきました。 そしてまた、先ほどNHKのBSで「イルカ45周年なごり雪コンサート」のゲスト(伊勢正
三、南こうせつ、小田和正ほか)の一人、小椋桂の歌う「愛燦燦」を聴き、みなさんの演奏のなごりをしみじみと味わわせ
ていただきました。 ブラボー! ひらかた男声合唱団 なかだ 」
7. 副会長の杉木 孝行さん(86回)は、平成29年2月28日の北日本新聞朝刊26面にて、週1回の連載企画である石川県
内で働く富山県出身者を取り上げる「かなざわ便り」に掲載されまして、これまでの人生を簡潔に振り返って、鉄道に
中学生の頃から興味が強くなり、その後国鉄に入社してJR西日本や現在勤務するJR西日本グループの建設会社で
ある大鉄工業での仕事や趣味などについて紹介されました。
8. 令和2年1月29日にご逝去されました故星野 勇さん (61回)は、平成27年10月11日(日)に生放送されたNHKのど自慢
「奈良県奈良市」に見事に出場を果たされました。
その時ののど自慢は940名の応募の中から事前審査で250名に絞られ、前日に行われた予選会でその中から20名の
出場者に選ばれました。
星野さんは5番目の出場で、当日のゲストであるささきいさおさんの持ち歌である「宇宙戦艦ヤマト」を当時85歳とは思
えない伸びやかな声で歌い、鐘2つを獲得されました。会場であるなら百年ホールの大観衆の前で少し上がって途中の歌
詞が出なくなった場面がありましたが、これまで培われてきたクラシックの声楽の成果がいかんなく発揮されました。
艦長の制服姿も凛々しく熱唱される星野さん
9. 高堂 敏治さん(77回)は、かねてより玄人はだしの境地で長年家庭菜園に取り組んでおられますが、身内の方が
お亡くなりになる逆境のなかで平成28年に2冊の本を上梓されました。下記にその本を紹介しますので、興味のあ
る方はご購読ください。
①エッセイ集「方法としての菜園」(白地社刊) … 小説家である故立松和平氏より自らの旧著「シンプルライフ」や「
定年菜園のすすめ」の栞文や序文において、「菜園の窓」からは世の中の姿がどのように見えるのか?と問われた
ことを契機として、菜園ライフ37年間の体験から考えたことを徒然に書き留めたエッセイ集。
②マニュアル本「有機野菜の育て方100選」(つちや書店刊) … ロングセラーである「定年菜園のすすめ」の著者と
して菜園愛好家にお勧めする、美味しくて安全な野菜を作るための家庭菜園・市民農園向けの高堂流有機栽培マ
ニュアルであり、果菜35種、葉茎菜43種、根菜22種を紹介しています。
10. 針生 祐子さん (84回)が、グランママ産休の後にシャンソン歌唱の活動を再開されましたが、下記のコンサートの後は
当分はお孫さんの育児に専念されるそうです。詳しくはご本人が作っておられます下記の「語るシャンソン歌手、針生 祐子
Blog」をご覧ください。
シャンソニエ ジルベール・ベコーでの活動が分かる同店のHPへのリンクもあります。
http://ameblo.jp/yuko-hariu/
平成27年9月19日(土)に針生さんが出演のシャンソニエ ジルベール・ベコーのコンサートがNHK大阪ホールにて開催されま
した。
針生さんはご本人作詞のオリジナル曲「うんうん、そうそう」を歌われました。
コンサートには國枝会長(76回)、中田一清副会長(68回)、植垣幹事長(85回)、泉谷副幹事長(90回)
などの方が応援と鑑賞に駆け付けました。
愛児に語りかける優しいお母さんの心情があふれていて、今からはお孫さんにこんなふうに話しかけられる
んだろうなぁと思われる心温まる熱唱でした。
【針生さんからのメッセージ】
「うんうん、そうそう」は、You Tubeで視聴することができます。特に子育て中の方に聴いて欲しいです。
この曲のように育った子供は自然に心の中に母が根付くように思います。そうなれば長い人生どんなこと
があっても、一人でしっかりと生きていけるのではないでしょうか。
下記に針生さんが出演のYou TubeのURLを記載しますので、視聴をしてみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=7AU0hJhZL2o
NHK大阪ホールのエントランス NHK大阪ホール内部と大阪城
コンサート終了後の針生さん
11. 殿村 正則さん(79回)は、平成26年に関西から高岡に戻られ、富山湾で採れる新鮮な魚介類などが、水揚げされ
た翌日午前中に近畿に届くインターネット専門のお店である「魚殿」を経営されています。詳しくは下記のHPをご覧く
ださい。
魚殿HP
平成27年の土用の丑の日には北日本放送の取材を受けて、高価な国産ウナギに匹敵する高栄養価のどじょうの蒲
焼を店頭で焼いて販売する様子が放送されまして、近所の方の評判も上々のようです。「魚殿」では殿村さんがその
日の魚の入荷状況を見ながら、カニならば身が詰まった良い商品を自分の目で選んで送っていただけます。ぜひ皆
さんも富山のきときとの魚をご賞味してみてください。
12. 宮本 英子さん(64回)は、平成27年2月にこれまでの人生及び金沢や大阪の堺での教師としての経験やその後の活動を踏まえて、
「平和と平等を追い求めて ひとりの女性教師のあゆみ」という著書を出版されました。詳しくは下記の毎日新聞の記事やチラシを
ご覧ください。購入をご希望の方は事務局でも取次しますので、事務局へのメールにてお知らせください。
13. 令和4年3月23日に逝去されました元副会長の中田一清さん(68回)は、戦後70年にあたって富山空襲時の記憶を胸に会報№33号に
掲載されたご自分の寄稿と叔父様の文章などを寄せられました。
―語り継ぐべき、終戦前後の記録―戦後70年を迎えて―
小生の叔父―ある刑務官の記
小生の終戦前後の記(富中・富高近畿同窓会会報№33号に載せたもの)
14. 野澤 久信さん (80回)は平成27年から男声合唱を始められて、この度毎週1回の練習の成果を発揮するべく所属する合唱団の
メンバーとして2015年全国シルバー合唱コンクールに出場されました。
日時: 2015年9月18日(金) 10:45~18:45 38団体出場、所属合唱団の出演は、11:47から6分間
会場: 神戸文化ホール大ホール (神戸市営地下鉄西神・山手線大倉山駅下車 神戸市中央区楠木町4-2-2 ℡078-351-3535
所属合唱団: 川西メンネルコール (結成2000年、団員約40名、
演奏曲 「聞こえる」 1991年NHK全国学校音楽コンクール高校の部の課題曲
15. 映画のご紹介。これも常任幹事の岩森 俊明さん (71回)の一押しの映画
「マーチングー明日へ」中田新一監督(小生中田、顧問の中田 利治さん (71回)とも関係ない)作品。石川県出身で、
「ドン松五郎の生活」などがある。化学の石上先生が指導なさっていた我がブラスバンドを思い出しました。
以上 元副会長 中田 一清 (68回) H26.10.8 記
副会長 杉木 孝行 (86回) R5.12.23 更新
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